土砂災害防止・台風被害に強い樹木を育てるなら芽苗工法研究会へ

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地震に強い樹木

埼玉県越谷市にあります芽苗工法研究会です。

当研究会が、特許も取得している「地球に優しい方法で強い樹木を育てていきたい!」を
形にしています。

前回は、土砂災害という自然災害からお話しました。
今回は「地震」です。

地震は、大きな揺れによって起こる建物の倒壊を恐れられていますが
それ以上に怖いのは、二次災害として起こる火災です。

首都直下地震が発生した場合、犠牲者の70%は火災が原因と予測されるほどです。
都心部の木造住宅密集地で、火災が同時に多数発生すると見られています。

阪神・淡路大震災や東日本大震災により、以前に比べて耐震性や防火性の高い建物が
増えてきていますが、密集市街地では延焼の危険があるとされています。

このような地震に対して、樹木は何も貢献できないかというとそうではありません。

もちろん大きな揺れによって、建物と同様に樹木も倒れてしまい歩行者が逃げる妨げになることもあるかもしれませんが、
阪神・淡路大震災では常緑広葉樹の林が、火事の延焼を
食い止め、地震による山の斜面の崩落を防いでいることが分かっています。

生死を分けたのは、「防火樹林」の有無が大きいようです。

全ての樹木に、防火性があるわけではありません。
火災の拡大を阻止したり、延焼速度を遅くするといった効果を持つ種類があるのです。

水分を多く含む葉が厚い植物は、防火力が大きいと言われています。
例えばフクギ、サンゴジュ、カシ類、シイ類、イヌマキなどです。

これらの樹種は、燃えにくく延焼を防ぐ効果があるほか、熱気流や煙の上方拡散を促したり飛火を消火する作用があります。

今後の首都直下型地震を想定して、実際に東京のある高密都市と言われるところでは
「いのちを守る森」作りとして、小中学校全校・公園・公共施設に防火樹林を
造成しました。

このように「防火」として樹木を植えていく場合、ある程度多くの樹木が必要です。

芽苗工法では、人工的に肥料をたくさん与えて強い樹木を育てるのではなく
樹木そのものの力を、最大限発揮してもらうようあえて極貧の環境に置いて育苗しています。

お水でさえ天水に任せています。直射日光は避けて、木漏れ日による太陽の光による
光合成のみとしています。

こうやって、地に強く根を張るたくましい樹木を育てているのです。

そしてこのたくましい樹木によって、地盤を強化し土砂災害の防止にもなっています。
樹木そのものの力を活かしているため、成長にはいくらか時間を要します。
だからこそ、早めに植栽をして育てていくことが大切です。

何か災害があってからでは遅いのです。早めの対策が必要となります。

どのような場所にどのような目的で植栽したいかによって、ご提案内容は変わってきます。
目的にあった、ベストな方法をご提案いたします。お気軽にご相談ください。

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